朗読『続・堕落論』坂口安吾・著 偉大でもあり卑小でもある人間の本然の姿とは?

坂口安吾
坂口安吾
朗読『続・堕落論』坂口安吾・著 偉大でもあり卑小でもある人間の本然の姿とは?
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『堕落論』(だらくろん)は坂口安吾の代表的随筆・評論作品である。第二次世界大戦後の混乱する日本社会において、逆説的な表現でそれまでの倫理観を冷徹徹底的にに解剖、敗戦直後の人々に明日へ踏み出すための指標を示した評論、随筆である。
敗戦し、特攻隊の勇士も闇屋に堕ち、聖女も堕落するのは防げないが、それはただ人間に戻っただけで、戦争に負けたから堕ちるのではなく、人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ、と綴られている。旧来の倫理や道徳の否定といった次元ではなく、偉大でもあり卑小でもある人間の本然の姿を見つめる覚悟を示している作品である

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